琵琶湖のほとりで 〜滋賀工場〜
SANYO History 洗濯機「初」物語
知って納得 「洗濯機」COLUMN
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 1950年代の日本は、戦後の経済復興が軌道にのり、生活を豊かにしようとする余裕が生まれつつありました。テレビの本放送が始まるなど、便利さや快適さへの憧れが一気に高まり、目を向けられたのが「家事労働の軽減」。そこで三洋電機が発売した国産初の噴流式洗濯機は大きな支持を受け、急速に一般家庭に浸透していきました。
 1950年当時の洗濯は「洗濯板とタライでゴシゴシこすって汚れを落とす」のが一般的で、これは主婦にとっては大変な重労働でした。
 当社の創業者・井植歳男は、「日本の奥さん方は、3年で象一頭分の重さの洗濯物をゴシゴシ洗っている。この重労働を機械がするようになれば、きっと歓迎されるだろう」と、洗濯機事業の社会的意義を語り、1953年(昭和28年)、日本最初の「噴流式洗濯機」を発売。値段は28,500円と、それまでの丸型攪拌式洗濯機の半値近く。しかも汚れ落ちが良くて省電力、角型でムダな設置スペースを取らないなどメリットが多く、爆発的な売上を記録しました。「早い、簡単、便利な洗濯」をもたらしたSW-53は、家事労働を大幅に軽減。発売の翌年7月には月産1万台を突破し、一躍トップシェアに躍り出ました。これによって「洗濯機のサンヨー」という名が全国に広まったのです。
商品勉強会で象の重さを引合いに
洗濯の大変さを説く創業者

当時主流の「攪拌式」と違い、洗濯槽側面に付けたパルセーター(回転翼)で水流を起す「噴流式」は画期的な方式だった
1号機発売と同時に誕生したのが「サンヨー夫人」。木暮実千代さんの人柄と共に、それまでの電機メーカーの堅苦しい宣伝から転じたところに成功のヒミツがあった。
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