SANYO TOP > コンプレッサ HOME > CO2コンプレッサ > CO2コンプレッサとは?
自然冷媒CO2で特徴的なのは動作圧が高く差圧が大きいことです。 HFC冷媒の約4〜10倍あります。 そのため、圧縮機の開発にあたっては ■耐圧設計 ■摺動部の信頼性 ■高効率化 ■軽量化 に留意する必要があります。 これらの課題を克服するため、三洋はCO2冷媒の圧縮を2回に分けて行い、シェルの内部を中間圧とし、これらの問題に有効に対応する世界初のCO2ロータリ2段圧縮機を開発しました。
上図は、当社のロータリ2段圧縮機の構造と冷媒の流れを示しています。 低圧の吸入ガスは、下側の1段目の圧縮機構に導かれて中間圧まで圧縮され、シェルの中に吐出されます。一旦、シェルの外部の配管を経由して、上側の2段圧縮機構へ導入され、さらに圧縮され冷凍サイクルに吐出されます。
冷蔵・冷凍機器に、遷臨界CO2冷凍サイクルを適用すると、一般的に理論効率(COP)がHFCより小さくなるといわれています。これに対して、 ■内部熱交器と■中間冷却器 の採用が効果的となります。 ■内部熱交換 エバポレータ出口配管とガスクーラ出口配管の熱交換により、冷却性能が向上します。 ■中間冷却 CO2を1段で圧縮すると、吐出温度がかなり高温となります。ロータリ2段圧縮機構では、中間冷却が可能となりますので、吐出温度の大幅な低減が可能となります。 このように、これまで不得意とされてきた冷蔵・冷凍分野にも、CO2ロータリ2段圧縮コンプレッサは有望なソルーションを提供することが可能となりました。