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| これまで冷凍・空調用冷媒として使用されてきたフロン(フルオロカーボン)は、オゾン層破壊係数(ODP)をゼロにするなど改良が加えられましたが、地球温暖化係数(GWP)はどうしても小さくすることができませんでした。そこで注目を浴びたのが、自然界に存在し、ODPゼロ、GWPゼロ〜1と環境負荷が極めて小さい自然冷媒群(CO2、アンモニア、HCなど)です。中でもCO2は毒性、引火性などの欠陥がなく、冷凍・空調機が廃棄される際に冷媒の回収が不要という長所があり、脚光を浴びています。 |
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ODP |
GWP |
燃焼性 |
毒性 |
回収 |
| 自然冷媒 |
CO2 |
0 |
1 |
不燃性 |
なし |
不要 |
| HC |
0 |
<3 |
強燃性 |
なし |
要 |
| NH3 |
0 |
≒0 |
弱燃性 |
あり |
不要 |
| HFC |
R134a |
0 |
1300 |
不燃性 |
なし |
要 |
| R410A |
0 |
1900 |
不燃性 |
なし |
要 |
| R407C |
0 |
1600 |
不燃性 |
なし |
要 |
| HCFC |
R22 |
0.055 |
1700 |
不燃性 |
なし |
要 |
※ODP:オゾン破壊係数 GWP:地球温暖化係数 |
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| CO2を削減したいのに、CO2冷媒を使うのは何故? |
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冷媒の温暖化への影響度は
1.冷媒自身が製造される時
2.機器に封入されて運転する時
3.廃棄回収分解される時、と3段階に分けられます。
例えばHFC冷媒は(2)の段階は優れているものの、(1)と(3)の段階で多くのエネルギーを消費するため、総合的な温暖化への影響度は大きくなります。
CO2冷媒は、例えば給湯器用ヒートポンプに使用された場合、(1)(2)(3)全ての段階でエネルギー消費が少なく、仮に(3)の段階で大気に放出されても、その環境影響は極めて小さく、温暖化への影響は少なくなるのです。 |
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| これは難しい問題です。まずヒートポンプ給湯器用としては、機器とCO2冷媒の相性が良く、どんどん商品化が進んでいます。冷暖房用のヒートポンプと給湯器を合体させた機器も商品化されてきています。また冷蔵専用の自動販売機では一部CO2が採用され始めており、工夫次第で従来の機器よりも消費電力の低いCO2機器ができることが分かってきています。その他にも工夫次第でいろいろな機器に採用される可能性があり、各社研究を進めているところです。 |
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| 冷媒として使用されるCO2は石油産業などの生産活動で発生するCO2を捕獲して冷媒化されたものなので、CO2冷媒を大気放出する事で環境に重複して悪影響を与えるのではありません。 |
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| CO2冷媒はHFC冷媒に比べ、高圧ですが、それに対応した設計をしてあれば安全です。弊社の圧縮機は安全に使用できるよう、設計圧力の3倍の安全率をもって開発設計されています。 |
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